こんにちは、コンスキです。
やる気がない時に、やる気を出すことはとても難しいですよね。
集中して勉強したい時や課題の期限が迫っている時など、やる気が出ないと辛い場面ってありますよね。
今回は、よく言われているやる気を出す方法に一工夫加えた方法をご紹介します。
この方法を使えば、より楽に、苦しい思いをせずに何かを行えるようになると思います。
有名な方法
広く知られている方法は、やる気が出なくてもとにかく手をつけてみるという方法です。
この方法がよく知られるよになるきっかけに言葉があります。
次の2つです。
- 「やる気は存在しない」
- 「やる気はやることによって後から出てくるもの」
これらの言葉は大脳生理学の脳研究者の方が言った言葉として注目を浴びました。
YouTubeにもこれらの言葉を根拠とした勉強に集中する方法を紹介している動画がたくさんあります。
気になった方は確認してみてください。
ただし、今回は「やる気」という言葉を使わないと説明が難しいです。
そのためここからはない状態で作業すると辛いものという意味で「やる気」という言葉を使います。
より集中できるようになる方法
やる気が出なくてもとにかく手をつけてみるという方法に工夫を加えた方法です。
基本的には、元々の方法と同じです。
やる気がなかったりやり始めることが辛かったりしても作業を開始してください。
ただしポイントがあります。
「作業開始から10分経ったら自分に対してご褒美を与える」と決めておいてください。
そして、ご褒美はなるべくワクワクするようなものを設定してください。
こうすると、ご褒美がもらえる時刻になっても、まだ作業を続けたいと思えることがあります。
そう思ったら、ご褒美がもらえる時刻を10分延長してください。
方法はこれだけです。
この方法のいいところ①
この方法のいいところは、そこまで辛くないことです。
「そこまで」と付けたのは、この方法は全く辛くないというわけではないためです。
好きでない何かを強制的に作業するという時点で、辛いことに変わりありません。
しかし、いつも通り作業するよりは、辛い思いをする時間は短いと思います。
なぜなら、初めて10 分後にはご褒美がもらえるからです。
「10分だけ頑張ればいい」ということにして、さらに「ご褒美がもらえる」ようにすることで極限までハードルを下げることができます。
どうですか?10分後にご褒美がもらえるというふうにすれば、10分間とても集中して作業できそうではないですか?
この方法のいいところ②
いいところの2つ目は、作業に身が入ることです。
1日中課題をしたものの、思ったより進まなかったというがこれまで経験はありませんか?
そのようにあまり長い時間を目標として設定すると作業の効率が落ちてしまうことが考えられます。
1日中ずっと頑張ろうとは思えないためです。
しかし、10分という比較的短い時間なら作業を真剣に頑張ろうと思うことができます。
また、「やる気はやることによって後から出てくるものである」というのには理由があります。
人は、しばらくやっていたことから他のことを新しく始めることよりも、しばらくやっていることを続ける方が比較的楽だからです。
そのために、作業を「しばらくやっていたこと」と自分が認識するには少なくとも10分ほど続ける必要があります。
このしばらくやっていたことだと自分が認識するということがとても重要です。
ただ、やる気がない状態から始めるので、何分間やるというふうに決めておかないと、作業に身が入りません。
この方法であれば、「10分間+ご褒美」という条件があるので、作業を「しばらくやっていた」という状態にしやすいんです。
おわりに
この方法はさまざまなことに使うことができます。
勉強や課題、仕事などはもちろんのこと、お皿洗いや掃除というような家事にも活用することができます。
集中することが辛いという方の参考になったら嬉しいです。
コメント