AutoHotkeyのバッククオートを文字列として扱う方法

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AutoHotkeyでは、バッククオート(`)はホットキーの定義やエスケープ文字として扱われるため、文字列として出力することができません。しかし、リテラルテキストを使うことで、バッククオートを含む特殊な意味を持つ記号や組み合わせもそのまま文字列として扱えるようになります。

バッククオートを文字列として扱う方法

バッククオート自体を文字列として出力する場合は、以下のようにリテラルテキストを使います。

F1::SendInput, "`"

特殊な意味を持つ記号や組み合わせを文字列として扱う方法

特殊な意味を持つ記号や組み合わせを文字列として出力する場合も、リテラルテキストを使います。例えば、以下のスクリプトでは、改行を表す`nを含む文字列を出力しています。

codeF2::SendInput, "`n"

ダブルクオーテーションで囲まれた部分はリテラルテキストと呼ばれ、特殊な意味を持つ記号や組み合わせもそのまま文字列として扱われます。以下のスクリプトでは、改行を含む複数行のメッセージを出力しています。

F4::
SendInput, "
これは
複数行
の
メッセージです。"
return

まとめ

リテラルテキストを使うことで、特殊な意味を持つ記号や組み合わせもそのまま文字列として扱えるようになります。バッククオートを含む文字列を出力する場合は、必ずダブルクオーテーションで囲んでください。また、SendInputコマンドを使うことで、高速で信頼性の高いスクリプトを作成することができます。

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