Bing AI は独創性モードで使うとほぼChatGPTになる。

BingAIは独創性モードを使うとほぼChatGPTになる IT

「最初はBingAIのこと期待していたのに、ChatGPTより自由度がないからあまり使ってない」という方もいるのではないでしょうか。

僕も最初はそうでしたが、最近考えが変わってきたので、そんな方に向けてBingAIの独創性モードの良さについて話します

独創性モードでChatGPTになるBingAI

BingAIには独創性モードがあり、これを使うとChatGPTに似た会話ができます。独創性モードは、柔軟な会話をするときに便利です。

しかし、BingAIはChatGPTほど有名ではない印象です。それはモードの問題かもしれません。以前ChatCPTを使っていた人が、同じようにBingAIを使おうとすると、自由度が低いと感じる可能性があります。

これは、最初にBingAIを使うと、デフォルトでバランスモードが選択されるからです。バランスモードでは検索が優先されるため、あまり柔軟に会話することができません。

会話を重視したり、柔軟な会話をする場合には、BingAIでは上手くいかないことがあります。僕自身もそれで困っていました。

独創性モードとは

Bing AIでは3種類のモードを選べるようになっています。

  • 独創性:応答は独創的で想像力に富み、意外さと楽しさ重視する
  • バランス:応答は合理的で一貫性があり、会話の正確さと創造性のバランスがとれている。
  • 厳密:応答は事実に基づく簡潔なものであり、正確さと関連性を優先します

独創性モードにするとUIの色は紫っぽくなります。

名前の通り、バランスモード厳密モードに比べると、臨機応変に対応してくれます。
検索結果をもとにしない、文章生成が得意といった方が正しいかもしれません。

例えば以下のようなことができます。

・ストーリーを作成する

・会話のような返答をする

他のモードを使ってもできるんですけど、たまに、私は「検索しかできません」と言って、やってもらえないことがあります。

独創性モードと正確性モードの比較

では、実際に2つのモードでBing AIに話しかけてみましょう。
独創性モードと正確性モードで、「一番好きな映画を教えてください」と聞きます。

まずは、独創性モードからいきますね。

教えてくれました。初対面の人に好きな映画を聞いたときのような対応ですね。

答えてくれませんでした。「検索に徹します」という雰囲気を感じます。

一見ちょっと冷たいように思いますが、好きなジャンルを聞いてから、映画を調べようとしてくれているところが優しいです。

独創性モードのデメリット

ChatGPTのようになって、いいことばかりの独創性モードですが、デメリットもあります。

不正確な情報が表示されるというデメリットです。

独創性モードにすると、検索結果に情報がなくても、文章生成の力を使ってなんとか応答しようとします。

そのため、ChatGPTでもあるように、「すごい説得力で間違ったことを言う」ということがよく起こります。

使い分けることが大切

独創性モードは、正確性が落ちるため、目的によってモードを使い分けることが大切です。

というのも、これら3つのモードでは、正確性と柔軟性の間でトレードオフの関係になっているためです。

正確性を重視するなら、柔軟性を落す必要があり、逆に柔軟性をなくすなら、正確性を落左なければいけません。

Bing AI を使う人には、さまざまな目的を持った人がいます。

1. ChatGPTのように色々な用途に使いたい

2. 検索のために使いたい

1の人は、独創性モードがいいと思います。反対に、2の人は正確性モードを使ってみてください。

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