高速道路とは
実は高速道路には2種類のものがあります。
1つが高速自動車国道と呼ばれるもの。もう一つを自動車専用道路といいます。
高速道路というと、東名高速道路や名神高速道路などを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
この2つような道路は高速道路の中でも高速自動車国道の方に分類されます。
一方で、首都高速道路のような道路は自動車専用道路に分類されます。
高速自動車国道と自動車専用道路では通行できる車に違いがありますが、まずは次のようなイメージを持つとわかりやすいかもしれません。
また、次の標識があった場合、高速自動車国道または自動車専用道路であることを示しています。
高速道路と一般道
一般道には、交差点や急カーブ、信号などの運転の難易度を上げるたくさんものがあります。
それに比べて高速道路は真っ直ぐな道路が多く、ルールやマナーを守れば安全に快適に走行できるように設計されています。
このような性質の違いから、それぞれの道路で起こる事故の件数はかなり異なります。
一般道と高速道路の年間の事故発生件数を比べると、一般道路の方が多い傾向にあります。
しかし、事故の死亡者数を比べると反対に、高速道路の方が一般道路よりも多い傾向があります。
通行できない車
高速道路は、ミニカーや総排気量125cc以下または定格出力1.00kw以下の普通自動二輪(小型二輪車)、原動機付自転車は通行することができません。
また、構造上時速50キロメートル以上の速度が出ない自動車は高速自動車国道を走ることができません。
農耕用作業者などの小型特殊自動車がそれに当たります。
車の種類ごとの「通行できる」「通行できない」をまとめた表がこちらになります。
最高速度と最低速度
高速道路にも規制速度と法定速度があります。
規制速度
標識や標示で最高速度や最低速度が指定されている場合、その最高速度をこえたり、その最低速度に達しない速度で運転してはいけません。
法定速度
標識や標示で最高速度や最低速度が指定されていない高速自動車道国道の本線車道では、次のような最高速度をこえたり、最低速度に達しない速度で運転してはいけません。
※本線車道が道路の構造上往復の方向別に分離されていない(中央分離帯がない)区間では、上の表にある速度ではなく、一般道路と同じです。
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