こんにちは、コンスキです。
ここまでの回で、Vue.jsやVue Router、単一ファイルコンポーネントの基本的な説明は終了しました。
今回は、Vue.jsを使っていく上で覚えておくと便利だと思った省略記法をご紹介します。
ディレクティブ
Vue.jsを使っていると、ディレクティブを書く機会が頻繁にありますよね。知っている人も多いと思いますが、ディレクティブの中には省略して書くことができるものがあります。
v-bindディレクティブ
普通に書いた場合
<要素名 v-bind:class="example"><要素名>
省略記法で書いた場合
<要素名 :class="example"><要素名>
v-onディレクティブ
普通に書いた場合
<要素名 v-on:click="example"><要素名>
省略記法で書いた場合
<要素名 @click="example"><要素名>
function
dataプロパティ
普通に書いた場合
data: function () {
return {
example: "example"
}
}
省略記法で書いた場合
data () {
return {
example: "example"
}
}
methodsプロパティ
普通に書いた場合
methods: {
example: function () {
console.log("example")
}
}
省略記法で書いた場合
methods: {
example () {
console.log("example")
}
}
ライフサイクルフック
普通に書いた場合
created: function () {
console.log("example")
}
省略記法で書いた場合
created () {
console.log("example")
}
オブジェクトの引き渡し
普通に書いた場合
var vm = new Vue({
el: "#app",
data: {
product: {
name: "鉛筆",
price: 100,
id: 1
}
},
methods: {
example: function (product) {
console.log(product.name)
}
},
created: function () {
this.example(this.product)
}
})
省略記法で書いた場合
var vm = new Vue({
el: "#app",
data: {
product: {
name: "鉛筆",
price: 100,
id: 1
}
},
methods: {
example: function ({ name }) {
console.log(name)
}
},
created: function () {
this.example(this.product)
}
})
まとめ
必ず使う必要はないのですが、知っているとコードを書く時間を短くできると思います。
また、省略記法が使われたコードも読めるようになって、Vue.js勉強の勉強がしやすくなると思います。
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