進んで努力できる人となかなか努力できない人の違い

こんにちは、コンスキです。

今回は私が考える進んで努力できる人となかなか努力できない人の違いを説明してみようと思います。

明確な目標の有無

まず努力できる人とできない人の違いとして、挙げられるのは、明確な目標を持っているか持っていないかという違いだと思います。

なぜそう考えるか説明します。

努力している時というものは必ずと言っていいほど、辛さや孤独を感じます。

そんな時に明確な目標を持っていなければ、その辛さや孤独を耐える理由がないことになります。

辛い状態にいる時、心の中で辛さに対して歯向かったとしても、努力を続けることはとても難しいです。

それには人間の短期的に意味利益がないと判断した行動を極力避けてしまう性質が関わっています。

たとえ長期的に自分の利益になることであっても、生存を第一優先するように感情が働いてしまうため、短期的に見て利益がないことを避けてしまうのは仕方ないことです。

だからこそ、明確な目標を作ることで、その目標が辛いことを我慢する理由なんだと再確認する必要があります。

しかし、明確な目標を持っている人の中でさえなお、努力を楽しんでできる人もいれば努力をすることが辛い人もいる、というのが現実だと思います。

そこで、努力を楽しんでできる人とそうでない人の違いとして挙げられるのが、目標に対する執着度合いであると私は考えます。

その目標をどれくらい達成したいのか、その目標ができた後の自分をどれくらいはっきりと想像できるかというのが目標に対する執着度合いです。

目標に対してとても大きな執着心を持っていれば、努力をしていて辛くなったとしても、辛さを上回るくらいの「頑張ろうという」前向きな気持ちが出てきます。

その気持ちが努力をすることに一種の楽しさを与えてくれるのではないでしょうか。

一方で目標を持っていたとしても、その目標をそこまで重要に思っていなかったり、その目標を達成した後の自分が明確に想像できなかったりすれば、その目標が努力を楽しくすることに役立つことは少ないでしょう。

最後に挙げられるのが、努力をやらなかった場合に与えられる代償の大きさの違いです。

その努力をしなかったときに、生存か関わってくるか、それとも何も変わらないのかで努力をできるかどうかで努力に対するやる気は大きく変わってきます。

例えば、受験勉強、ダイエット、運動というようなことは達成できれば生活が楽になったり、嬉しい気分になったりするという利益をもたらしてくれます。

しかし、これらは、原始的な視点から見れば、達成できなかったところで直接的に生存に関わることがない行動です。

まだ人間が狩りをしていた時代、机に向かった勉強やダイエット、健康のための運動などはする必要がなかったのです。

このような生存以上の利益を求めた行動に対しては、努力を怠った場合に与えられる代償がほとんどないにも等しいため、努力を続けることは比較的難しいと思います。

一方で、言葉を喋れるどうかということは、その人の生活に大きく関わってきます。

生死とまでは言わなくても、言葉が喋れるようにならないと生活が不自由になっていまうという大きな代償があることは確かです。

その代償を理解しているからこそ、そのような立場にいる人たちは言葉を理解し喋れるようになる努力をするようになります。

留学することで英語を話せるようになる理由はのはそのような部分もあると思います。

留学して嫌でも英語を話さなくては生活できない環境に身を置くことで、英語を話すための努力をするようになります。

以上のようなことから、もし努力ができなくて困っているのであれば、まずは明確な目標を作ってみましょう。

それでもなお、もっと努力ができるようになりたいと感じたら、その目標に対する執着度合いをあげる行動をとってみましょう。

具体的には、次のようなことをやってみるのはいかがでしょうか。

最後に、どうしても努力ができないのであれば、努力できなかったときにわざと大きな代償を抱えることになる状況を作り出す。

しかし、これはあまりおすすめできません。

なぜなら、この方法は努力を少しも楽しむことができない方法であるためです。

そして個人的に、努力をしてる自分をかっこいいと思う、という方法も結構効果があると思っています（笑）