VSCodeでWordPressを直接編集できるようにする方法

VSCodeでWordPressを編集できるようにする方法 プログラミング

VSCodeでWordPressのテーマを編集できるようにしたい。

そのような方もいるのではないでしょうか。
WordPressのテーマエディタよりもVSCodeの方が慣れているということもありますよね。

今回は、VSCodeでテーマファイルを編集して、WordPressに直接反映できるようにする方法を紹介します。

テーマが入っているフォルダをダウンロードする

1. FTPソフトなどを使って、テーマが入っているthemesフォルダの中を表示させます。

themesフォルダがどこにあるのかわからない方もいると思います。
themesフォルダは次の場所にあります。

WordPressがインストールされているフォルダ/wp-content/themes

注意

上のパスはWordPressがインストールされているサーバーにおけるパスです。
自分のパソコンおけるパスと間違えやすいと思います。ご注意ください。

2. themesフォルダの中から、VSCodeで編集できるようにしたいフォルダをダウンロードします。

ダウンロードしたフォルダを保存する場所はどこでも大丈夫です。
自分のパソコンのお好みの場所に保存してください。

ちなみに僕はyuuki_portfolioというテーマフォルダをダウンロードして、次の位置に保存しました。

/Users/konnsuki

VSCodeの設定をする

1. 「SFTP」という名前の拡張機能をダウンロードします。

2. 先ほどダウンロードしたテーマフォルダを開きます。

3. Ctrl + Shift + P (Cmd + Shift + P)でコマンドパレットを開きます。

4. sftp: と入力すると表示される SFTP: Config を選択してください。

sftp.json というファイルが作成されます。

5. sftp.json の中身を次のように設定してください。

{
    "name": 任意の名前(例:"Test Sever"),
    "host": "リモートサーバのホスト名",
    "protocol": "sftp",
    "port": ポート番号(例:22),
    "username": "リモートサーバーのユーザ名",
    "passphrase": "パスフレーズ",
    "privateKeyPath": 秘密鍵のパス(例:"/Users/hoge.ppk/"),
    "remotePath": サーバー側のフォルダのパス(例:"/home/konsuki/konsuki.xsrv.jp/public_html/wp-content/themes/yuuki_portfolio"),
    "context": パソコン側のフォルダのパス(例:"/Users/konnsuki/yuuki_portfolio")
}
注意

Windowsの場合、パスを次のように書き換えて書いてください。
C:\Users\konnsuki\yuuki_portfolio ▶︎ /Users/konnsuki/yuuki_portfolio

VSCodeからテーマを反映させる

ここまでが完了したら、WordPressのテーマを編集して反映させられる準備が整っています。

1. VSCodeでテーマに変更を加えます。

試しに、ページのタイトルを変更してみました。

変更

Konsuki’s Portfolio ▶︎ Konsuki’s Portfolio(変更済)

2. ファイルを保存します。

VSCodeのメニューから ファイル > 保存 のように選択しても、ショートカットキーの Ctrl + S でも大丈夫です。

WordPressで管理しているサイトを確認します。
変更が反映されていればOKです。

VSCodeで変更を加える前
VSCodeで変更を加えた後

この方法を使う上での注意点

この方法を使うと、VSCodeで保存するたびにサイトに変更が加わります。
すでにたくさんの人に利用されているサイトの場合、利用者に混乱が起こるかもしれません。

その点は注意する必要があります。

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