Unreal Engine には ブループリントと呼ばれるものがあります。このブループリントを使うと、コードを書かなくてもゲームを作れるためとても便利です。
しかし、ブループリントよりもコードを書くことの方に慣れている慣れている人にとっては、ブループリントの仕組みを新しく覚える必要があって逆に大変ということもあるかもしれません。
ブループリントにはコーディングを行うプログラミングに置き換えられる部分あります。
この考え方を持てば、「ブループリントに関しては全く手をつけられない状態」から「簡単な動作ならブループリントで作れる状態」になれると思います
白色の線が接続されている順番 → コードを書く位置
なんかいろんな色の線あるな。カラフルだな。
これは、ブループリントを初めて使うときにまず持つ感想だと思います。
これの色は何を意味しているのかということを疑問に思うかもしれません。線は白とそれ以外の色で大きく分けられます。
まずは、白色の線について説明します。
白色の線が繋がれている順番は、プログラミングにおけるコードを書く位置だと考えるができるできます。
コードを書くプログラミングだと基本的に上から順番に実行されますよね。そんな感じで、白い線の接続順はコードを書く位置に似ています。
上で実行される処理を、Pythonで例えるとこんな感じになります。
print(Hello)
print(World)
左右に接続されている白以外の線 → 関数の引数と戻り値
ノードの左側の線 → 引数
ノードの左側に接続されている白以外の線は、関数の引数だと考えられます。
ノードの右側の線 → 戻り値
ノードの右側に接続されている白以外の線は、関数の戻り値だと考えられます。
例外はガッツリあります
ブループリントとコードを書くプログラミングは、単純に置き換えられる全く同じものではありません。ここで紹介させていただいたことでは、対応できない例外はガッツリあります。
しかしながら、Unreal Engine でブループリントを使おうと考えている人の中には、コードを書くプログラミング経験がすでにある人がいると思います。
そんな人がブループリントの短時間で雰囲気を理解できるのではないかと思い立ってこの記事を書きました。
コーディングしたいならUnityを使えばいいのではないか
もちろん、Unityを使うという選択肢はあると思います。しかし、リアルさを追求するのであれば、Unreal Engine の方を使ったほうがいいと考えています。
Unreal Engine は何もしないでもリアルです。Unityでも、設定次第でリアルなグラフィックにすることはできますが、リアルさを出すためには Unreal Engine よりも時間と労力がかかります。
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