こんにちは、コンスキです。
今回は「正しい」という言葉に対して僕が持っている考え方をお話します。
正しければいいわけではないと思う
僕は、正しければいいというわけではないと思っています。
「正しい行動」「正しい判断」「正しい返答」
世の中には正しいという言葉がつくものはたくさんあります。
そして、一般的には、間違っているものよりも、正しいものの方が好まれる傾向があると思います。
でも、正しければいいわけではないと思います。
僕が思う正しければいいわけではないというのは、言い換えれば、正しいものが人に幸せを与えてくれるというわけでは無いということです。
正しいことが間違っているとき
正しいのに間違っているときって?と疑問に思ったかもしれません。
例えば、嘘をついたほうがいい時ってあります。
これは正しいことが間違っている時の例です。
本当のことを言ったらその人との関係が悪くなります。
「嘘」というのは、「正しい」か「間違っている」かでいうと間違っていることです。
なぜなら、嘘は事実とは違うことだからです。
でも、嘘を間違っているはずの「嘘」をついた方がいい時はよくあります。
一番身近なのはお世辞ではないでしょうか。
自分が思っていることとは違うことを言う口先だけの褒め言葉ですから、お世辞は嘘になってしまいます。
でも、お世辞がない世界なんて考えられないですよね。
もしお世辞がなければ、目上の人の自慢話に対して、本音しかいえません。
自分から言うようなお世辞ならなくてもいいかもしれませんが、誰かの悩みに対してのフォーローとしてのお世辞はどうしても必要だと思います。
友達に「俺って太ってるよね」と言われて、その人が本当に太っているとき、お世辞が言えなかったら、「そうだね」としか言えません。
そんなことから、正しいが必ずしも幸せに導いてくれるわけではないと思います。
正しいか間違っているかで行動してはいけない?
正しさというのは、常に行動を決める時の指標ではないと思います。
一般的に正しいか間違っているかだけで行動してしまうと、結果まで一般的なものになってしまうと思います。
「すごい」と思えるような人は、他の人とは違う部分があるからだと思います。
もし、「すごい」と思われるような人になるには、一般的に間違っていることでも時にはやる必要があるのではないでしょうか。
正しいことは大体幸せにつながる
ここまで、正しいことは必ずしも幸せに導いてくれないということを強調しましたが、かといって間違っていることを積極的にやる必要はないと思います。
だから、もちろん法律で決められることは違反してはいけません。
正直、正しいことをすれば幸せにつながることが多いです。
「多くの人が幸せになることが後から正しいことだとされたから正しいことをすれば幸せにつながることが多い」と言う方がいいかもしれません。
重要なのは、正しいことが常に全ての人に幸せを運ぶわけではないと言う考え方です。
正しいことだからやろうと決めつけるのではなく、自分にとって、そして、他の人にとって、それが本当に幸せなことか考えることが大切なのではないでしょうか。
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