仮免の学科試験で使える8つのテクニック。こう書かれていれば答えはこう。

交通ルール
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仮免の学科試験の範囲で使える回答上のちょっとした小技を説明します。

小技というのは「こういう問題はこの答えになりがち」というテクニック的なものです。

1. 警察官、交通巡視員による手信号の問題

考え方がワンパターンであるため、これが出たらラッキーと思える問題です。

ただ、同じ手信号でも警察官の「正面の交通」か「平行な交通」によって意味する信号の色が変わってくるところが、紛らわしいです。

警察官、または交通巡視員がする手信号は4つあります。

  • 腕を水平にあげる 
  • 腕を垂直にあげる
  • 灯火を横に振る
  • 灯火を頭上にあげる

ここでのテクニックは・・・

正面 ⇨ 赤信号

「警察官の正面に向かって進行する交通に関しては・・・」のような問題文になっていたら、必ずといっていい赤信号

これは4つのうち、どの手信号をしていても同じです。

あとは、「警察官の正面に向かって進行する交通に関しては・・・」のような聞かれ方をされていなければ、手信号から次のように判断すれば大丈夫です

腕を水平にあげている → 青信号

腕を垂直にあげている → 黄信号

灯火を横に振っている → 青信号

灯火を頭上にあげている → 黄信号

2. 優先通行帯の問題

「路線バス等優先交通帯」に関する問題で「〜しか(だけ、のみ)」と書かれていたら「✖️」である可能性が高いです。

路線バス等優先通行帯が指定されている道路に関して重要なのは次の2つだからです。

・優先通行帯を通行中に路線バスが近づいてきたら出る

・路線バスなど以外の自動車も優先通行帯を通行できる

優先通行帯では路線バスなど通行を妨げるときは、そこから出る必要がありますが、通常時はバスなどの特定の車だけが通れるわけではことに注意する必要があります。

3. 緊急自動車に進路をゆずる問題

「一方通行の道路を通行中に」ときたら「右」という字が問題文中にあったら「◯」、なかったら「✖️」です。

これはなぜかというと、一方通行のとわざわざ書いているということは、「道路の右側に寄る」という例外パターンの対応を聞いている可能性が高いためです。

4. 「〜することも大切である」で終わる問題

問題文が「〜することも大切である」で終わる問題は「◯」であることが多いです。

「〜することも大切である」には、義務ではないけどやっても大丈夫というようなニュアンスが含まれているからです。

特に「〜」の部分が安全のためにやっていることであれば、大体は「◯」になるでしょう。

例えば、「予測することも大切である」や「確認することも大切である」などの文になっていら「◯」です。

予測や確認が、必ずしも必要ではないとしても、予測と確認をしてはいけないなんてことありえないですもんね。

安全に努めているわけですからね。

これが「〜すること大切である」や「〜しなければいけない」だと、「✖️」でになる可能性がかなりあるので注意してください。

5. 安全確認と合図に関する問題

進路確認をするにしても、発進をするにしても問題文の中で「合図」が「安全確認」よりも先に行われていたら「✖️」であることが多いです。

基本的に、どんな場面でも次の順番であることが重要です。

  1. 安全確認
  2. 合図
  3. 安全確認
  4. 行動

4番目の「行動」とは、「進路変更」や「発信」などのことを指しています。

6. 歩道を横切る問題

「歩道を横切る」と書いてあるのにもかかわらず、「一時停止」の文字が問題文になかったら「✖️」である可能性が高いです。

すでに知っている人も多いと思いますが、歩道を横切る際には歩行者の有無にかかわらず一時停止する音が義務です。

しかし、「歩道を横切る」と「一時停止」の両方が問題文にあったからといって、「◯」になるとは限りません。

「歩道を横切る際には、徐行すれば必ずしも一時停止する必要はない」などという問題文である可能性が結構あるためです。

7. バスの停留所付近での追い越し禁止の問題

問題文に「バスの停留所」と「30m以内」という言葉が両方入っていた時点で、「✖️」である可能性がかなり高いです。

バスの停留所付近は追い越しが禁止されていません。

この問題は、追い越し禁止場所をいくつか知ってるけど、追い越し禁止場所8つを全て覚えられていない人の不正解を狙った問題です。

歩道や交差点は30m以内での追い越しが禁止されていることを知っていると、「バスの停留所もそうだろう」と誰でも予想してしまうと思います。

8. 通行止め、車両通行止めの標識に関する問題

下にある2つの標識を見てください。

左が「通行止め」の標識で右が「車両通行止め」の標識です。

通行止め、または車両通行止めの問題で単にその名前を聞かれていた場合「✖️」であることが多いです。

例えば、「車両通行止め」の標識のイラストを出して、「これは『車両通行止め』の標識である◯か✖️か?」というような問題はほとんどありません。

そのような問題ではなく、似ている標識(例えば「駐停車禁止」の標識など)を出して、「これは『車両通行止め』の標識である◯か✖️か?」というような問題が出ます。

そのため、答えが「✖️」であることが多いんです。

最後に

安全に運転するには交通ルールの意味をしっかり理解している必要があります。

ですが、頑張って勉強したのに、時間が足りなくて試験に落ちたなんてことがあったら悲しいですよね。

このちょっとした小技は、そのようなどうしようもない時に使っていただけたら嬉しいです。

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